親友だと思っていた幼馴染に利用されていただけだった

子供の頃からの幼馴染でした。
私の行っていた小学校は、2年に一度クラス替えがありましたが、
なぜかわからないけど、クラス替えで別のクラスになると、それまでどんなに親しかった人でも
目も合わさないし、話もしないという不文律がありました。
唯一の例外は、同じ町内で集団登校する人だけでした。
が、ひとりかふたりは、クラスが変わっても前と同じように接する人がいました。
この友人もそのひとりでした。
その子は絵が上手かったのでイラストを依頼しても快く描いてくれました。
家に遊びに行ったり、向こうもうちに来たり、喧嘩をしても仲直りをしたし、
ほんとうの親友だと思っていました。
中学や高校が別になってもその関係は変わらなかったのでした。
ところが、大学生になって、私の父が亡くなった後、しばらくしてその友人の態度が変わりました。
我が家へ遊びに来たとき、この子のお母さんから電話がかかって来て、友達から電話がかかってきた
ということで、うちの電話からその子に電話して、一時間以上もしゃべるという、非常識なことをしたり、
私がその子の家に行っても、出てくれなかったり、そして学校の帰りに電車で会っても無視されたりという
私としては、まったく思い当たらない態度をとられて、かなりのショックを受けたのです。
その理由は、うっすらとわかりました。
私の亡くなった父は小児科と内科の医院を開業していましたが、
私の友達だということで両親はその子のことを大事にしていたのです。
時間外の診察もしたし、体の弱いその子にはどうも私よりも父の方を当てにしていて、
それで私と付き合っていたということが、わかりました。
なんというか、泣き叫びたいような気持でしばらく落ち込みましたが、
ずっと後になって、その子は男女関係で道を外れたことをしたらしい、
いつのまにか家は更地になってると聞き、そう言うことが起こる前に距離を置いてよかったのだ
と思いました。

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